--/--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

- Comments

Leave a Comment


Trackback

http://toyoto10410.blog66.fc2.com/tb.php/30-a5dcc67f

12/07

国際協力課課長に台風被害について日本に基金がありそれに一緒に申請しようと話をしにいった。

課長の第一声「30万円?300万円の間違いだろ?俺らはあと約10億円足りないんだぞ」。

僕の返事「バカやろー、日本人の寄付で成り立ってる基金だぞ。日本人にだって30万円ていうのは決して安い金額じゃないんだぞ。それを無料でもらえるのに、援助慣れしすぎだろ」

とは言わなかった。何故ならこの答えは予期していたからだ。代わりに

「確かに少ない金額かもしれない。でも日本人にラオスのサラワン県で台風で被災している人がいることを知ってもらえれば何らかの波及効果があるかもしれないよ。それに、少しでも現地の人の役に立つことは大事でしょ」

と、答えた。納得したようなしてないような表情だったけどとりあえず一緒に申請することに納得してもらえる。

次に、「じゃあ、どの分野に援助することにする。教育、医療、インフラ、農業?」と聞く。

そうすると、横から最近まで中国で2週間開発援助の勉強をしてきた(勿論中国側の全額負担)女性の副課長が急に割り込んで来て、

「パソコンが壊れたから、パソコン買って」とのこと。

「俺、今課長と話してるんだけど。横からしゃしゃり出て。しかも何でパソコン買うんだよ」

とは言わず、これも渋々我慢して、

「一番困っているのは村人でしょ。村人の為の事業にしない?」との返事。

課長は「うーん、これが被災の地域と分野の被害額だから、これを見て○○(僕)の方で決めて」とのこと。

「俺より全然被害の状況について詳しいだろ。日々これについて考えるのが仕事だろ。プライド持って自分たちで決めろよ。最悪意見ぐらいだせよ」

とは言わず、

「そーだな。俺は現地のことは良くわからないから。何か意見を出してくれると助かるな」と僕の返事。

と、こんな議論が続き結論は教育分野(学校の修復)をすることに決まった。具体的な支援地、支援校は現地に視察に行って決めることにした。

それにしても、これら一連の会話で僕の所属する計画投資局、あるいは開発援助全体の問題が見え隠れした気がする。?援助慣れ(援助されることが当り前になっている)、?現地ニーズに則してない援助(自分が欲しいもの(パソコン)を申請しようとする)、?人材不足(ドナー側の援助により開発援助を研修したてきた人間の拙い意見)、?オーナーシップの不足(自分で考えるのではなくドナー側の意見を頼りにする)。

正直、話に行く前にいろいろ下調べをして、学校修復がニーズも高そうだし、金額的にも妥当であるし、他の医療、農業等はいろんな援助が既に入っていることから妥当であると考えていて、落とし所にしようと思っていた。

だから、良かったには良かったけど、でも、国際協力課の部屋をでた後、何だか疲れてすごく脱力感に苛まれた。
スポンサーサイト

0 Comments

Leave a Comment


Trackback

http://toyoto10410.blog66.fc2.com/tb.php/30-a5dcc67f

カレンダー

プロフィール

最新記事

メールフォーム

カテゴリ

リンク

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。