2009年11月の記事一覧

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11/24

ラオス政府は47郡を最貧困地域と定めている。サラワン県ではトゥムラン郡、タオエ郡、サムアイ郡がそれに当たる。

その一つのトゥムラン郡でボートレース祭りが開かれてそれに招待された。ボートレース祭りとは文字通りボートをこいで一番早いボートが勝ち(日本でいうレガッタ?)というレースだ。

僕の住むサラワン群からトゥムラン群までは車で一時間くらいかかる。アスファルトの道は30分ほどで終わり、あとはひたすら土の道をいく。

印象的だったのは台風の爪痕がいたるところにあることだ。特に橋の損壊がひどい多数の橋が壊れたままで、臨時に作られた?橋のとなりに道を行く。結果的には橋がないので川を車でそのまま通ることになる。

また、急に前方に大きな川が表れて道も途切れている。まさかと思ったけどその川も車でわたる。急すぎるほどの坂道も登る。車のポテンシャルに感心しながらようやく中心地だよと言われる場所につく。

でも何もない。店が一軒と郡役所と市場。家はほぼすべて高床式の家だ。

だけどお祭り自体はステージがあり、ペタング大会が行われたり、ボートレースもすごく盛り上がっていた。そして、これだけ人がいるのかと言うくらい大勢の人が見に来ていた。

みんなすごく楽しそうにしている。でもここがラオスでも有数の最貧地域であることを思い出した。最貧地域=お金がない=人々が暗いというイメージがある。

でもここではみんな楽しそうだ。よく観察すると裸足だったり服装も汚かったりする。お祭りという非日常のイベントのせいもあるだろう。

でも、「貧困」というのは結局何だろうとあらためて考えさせられてしまった。
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11/22

首都ヴィエンチャンを歩いていて気付くことがある。それは、この国には外国資本のチェーン店がほぼないことだ。特に、ファーストフードは一軒もない。

つまり、「マクドナルド」は一軒も無い。マクドナルドが現在世界何カ国でチェーン展開されているか分からないが、おそらく相当数の国で展開されているのを考えると、これは凄く特異なことだろうと思う。

何故無いのだろうか。恐らくビジネス上の観点では無いと思う。何故なら、食文化が近い隣国タイにはあるし、市場規模は少ないかもしれないが、輸送面でも隣国タイから容易に輸送可能だ。

推測面は免れないが、理由としては政府の規制であると思う。ラオスは1988年に外国からの投資(Foreign Direct Investment)を受け入れ、順調にその数を伸ばしてきた。分野は主に水力発電や鉱物資源であり、レストランやスーパー等の投資は受け入れていないのだろう。

これが良いことなのか悪いことなのかは分からない。ただ、外国資本のチェーン店が入ってきたら一気にこの国の外食、小売業は一新されるだろうなとは思う。彼らの圧倒的な資本力、技術や経験を前にしたらラオスだけではなく途上国の小規模な外食産業、小売業は敵わないだろう。

ラオスの産業を守るためには確かに規制はいいことだ。ただ一方で思うのはこれをどれだけ規制し続けられるかということだと思う。

ラオス(特にサラワン県のような田舎)のレストランはとにかく愛想が悪い。食べに来ているのに、食べさせられている気が何度もした。味もいまいちだ。品ぞろえの豊富な店も極端に少ない。買ってるのに買ってもらってる感覚になる態度の店員も多い。勿論、そうでないお店もある。

外人の感覚もあるだろうけど、人々はよりサービスのいい、より品ぞろえの豊富な、より味のいいお店を選ぶのでは無いのだろうか。政府が規制を緩和したとき、この国は変わるだろうなあと思う。

ファーストフードに囲まれて育ったこの国は僕にとっては興味深い。マニュアルはなく、自分たちで味の改良、店の外装を変えていく(ほとんどの店はあまり努力はしてないが。。。)。「個性」という観点でみると日本人が忘れているものかもしれない。

今後いつまでこれが続くのだろう。とても興味深い。

IV-JAPAN

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11/15

久しぶりに会って心が震える人に会った。

その人はNGO「IV?JAPAN」の代表冨永さんだ。前職で関わりのあった人で今日ビエンチャンで共通の知人を介して会うことが出来た。

ラオスで活動をして16年、主に職業訓練(調理、美容、縫製)を行っている。

第一印象は温和な印象を受けたが、事前に聞いていたとおり話始めたら一時間止まらなかった。でも、NGOの設立やラオスでの活動の苦労話等いろいろな話を聞くことが出来た。

中でも印象に残ったのは、NGO活動をして20年経過し、ようやく数年前からJICAと契約が出来てまともに給料が貰えることになったということだ。「ようやく、海外旅行に行けるようになったし、お洒落も出来るようになったのよ」の言葉に頭が下がる。

20年間やり続けること。強い意志を感じる。

話が終わった後、実際の授業の様子を見せてもらった。コースは5カ月で1万円、奨学金で70%賄え、寮も同じ敷地内にある。しかし、全国からくる生徒にとって、交通費、食費の5ヶ月分は高額だ。多くが親類縁者から少しずつお金を借りて、来るという。

料理の教室の中に入った。先生が2人いて、生徒が20人くらい。驚いたのは生徒の真剣な顔つきだ。ラオス人もこんな顔つきをするのかというくらい、少なくとも僕が5カ月過ごした中では初めて見るくらい真剣だ。先生の板書、話を一言も聞きもらすまいとノートに取っている。

この学校を卒業後はみな、技術を認められ、レストランに就職したり、お店を出したりするとのこと。今、ここで勉強していることが自分の将来の生活の糧に直結する。ましてや借りているお金も返さなければならない。

真剣なのは当り前かもしれない。でも、そういった気持ちは多くの日本の学生が忘れかけていたものだと思うし、何より自分自身が一番忘れていたものだと思った。そして、真剣な顔つきのラオス人をみてとても嬉しくなった。

11/08

2ヶ月ぶりにビエンチャンに上がってきた。

当り前だけど、サラワン県より全然発展している。日本料理をはじめ、イタリア料理、フランス料理、韓国料理だって食べることができる。ボーリングやビリヤードだって出来る。(当り前だけど、サラワン県にはこれらのものは全部ない)。

また、乾季になり観光シーズンが始まったこともあり、町には観光客が溢れ賑わっている。新しいお店がオープンしていたり、お客さんで満員のレストランを見たり、多数の建築中の建物やホテルをみると、この国の経済成長が実感できる。

そう、この国は確実に今成長している。特に2005年以降はGDP約7%以上の成長率を毎年達成している。また、来月(12月)には東南アジアスポーツ大会(SEA GAME)がラオスで初めて開かれ、そのために現在道路等のインフラ整備、交通システムの整備等が進められている。

東京オリンピック後の日本、北京オリンピック後の中国の成長を考えると、規模は小さいながらも、SEA GAME後の成長も楽しみだ。

しかし、一方で思うのはこうした発展は首都だけなのだろうか。サラワン県でこうした経済成長を感じさせるものはほとんどない。勿論、観光地はほぼないし、何か大きなスポーツ大会が開かれるわけではないから、中々実感しにくいのかもしれない。

「地方都市の発展」はどのように行われるのだろう。まず首都が発展し、その次に中核都市が発展し、最後に地方都市が発展する順序なのだろうか。いろいろな、発展の仕方があると思うけど、急速に発展をしている首都ビエンチャンを見て、何も変化の兆しがないサラワン県と比較したとき、首都と地方の経済格差がどんどん広がっていく発展だけはしてほしくないなと思った。

結婚式

カテゴリ:未分類

11/01

ラオスはオークパンサー(仏教行事)と乾季から行事が多くなると言われている。

そして、週末に結婚式に呼ばれた。新郎は副知事の息子、新婦は知事の娘、さらに言えば新郎は僕の同僚サンサイ君の従兄弟、新婦は僕の同僚と、かなり近い関係かつビッグカップルだ。

東京でいえば、石原慎太郎の息子、つまり伸輝か良純が結婚するんだもんなあと思いながら、会場の県庁の前に向かった。でも、その時はあまり不思議に思わなかったけど、県庁の前で披露宴ていうのもあとから考えるとすごい発想だなと思った。

会場に着くと、案の定すごい人だ。車もこんなにサラワン県で走ってたのかと思うくらい止まっている。しかも、警察が来てて交通整理をしている。

どこまで、大がかりなんだと思いながら、会場に入る。まずは、渡された招待状の封筒にお金(約700円)を入れて、受付の箱に入れる。その時にお酒を貰って飲む。久しぶりにウィスキーを飲んだ。美味い!!

その後は、席についてあとは日本の結婚式のように席の人と話したり、新郎新婦がお酒をついで回ったりする。ただ、今回はセレブの結婚式ということもあって、ステージが設置され、生バンドと歌手が歌を歌っていた。そして、すごいのは人の数、1,000人が招待されているとのことだ。

こんなに、華やかなことがここサラワン県で行われるんだなあと思う反面、疑問に思ったことがある。

それは、1,000人が招待されているということもあって、大量の食事が残されていたことだ。勿論、誰かがそれを食べるのかもしれないし、堆肥化なんかで有効利用されるのかもしれない。

でも、今年は20年来の洪水が起こった年だ。サラワン県は比較的被害が少なかったが、隣県では多くの村が水で浸され、家畜、農作物が被害にあっている。

まだ、あれから2カ月もたっていない。自粛というのは可哀そうだと思うけど、大量に残された食事を見て、ここは本当に発展途上国なのだろうかと錯覚をおこした。

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